当院では肥満、肥満症、メタボリックシンドロームの診療にも従事しています。最近は肥満症治療薬(GLP-1受容体作動薬)がトレンドですが、現段階では保険適応で使用するにはハードルが高く、投与を辞めると体重が戻ってしまうという欠点もあります。なので、やはり治療の大前提は食事療法と運動療法であり、リバウンドしない身体作り、生活習慣を継続することが大事になってきます。
今回提示しているグラフは、食習慣と体重への影響を示すグラフになります。上の方が体重が増えやすい食事、下の方が体重が減りやすい食事になります。減量していくうえでの食事療法の参考にしてみて下さい。
*GLP-1受容体作動薬は、糖尿病の治療薬として認可を受けた治療薬ですので、糖尿病合併の肥満症患者様には保険適応内で使用できます。
N Engl J Med.2011:PMID 21696306
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